ひざの皿の痛みに効くツボ髀関(ひかん)

髀関(ひかん)
ひざの痛みには、ひざのお皿の部分が痛むタイプもあります。
このタイプは運動が原因で起こることがよくあり「ジャンパーひざ」とも呼ばれます。
バスケットボールやバレーボールなどの跳んだり跳ねたりの動作や、マラソンなどの長い距離を走る事を繰り返し行う事で発症します。
また、長い年月をかけてひざのお皿の部分に痛みが現れる事もあります。
軽いうちは歩いた後などに痛みが生じ、ひどくなるとあぐらがかけなくなります。
ひざのお皿の部分の痛みは胃経の気血の働きの低下が関係していると考えます。
ひざにある髀関(ひかん)のツボは胃経の重要なツボです。
このツボを刺激すると、胃経の気血の働きが高まりひざの外側の動脈の流れも回復しその結果ひざのお皿の痛みが和らぎます。
ひざの皿の痛みに効くツボ髀関(ひかん)
場所
床に腰を下ろし膝を軽く曲げます。
太ももの付け根のシワの一番端(体の外側、外くるぶし側)から、シワに沿って斜め下方へ、手の指3本の横の幅の長さだけ下がったところ、説明がややこしいですが、図を参照しながら探してて下さい。
左右両方にあります。
指圧方法
痛みがでている側のツボを刺激します。
床に座って刺激する側の足を軽く曲げ、反対の足を投げ出します。
または椅子に腰かけ刺激する側の足を上にして組みます。
そして、手の親指の腹をつぼに当てて
1、2、3、と3つ数えながら徐々に押していき、一定の強度に達したら7つ数えながら3〜5秒押し続けます。
そして再び1、2、3、と3つ数えながらに徐々に力を緩めていきます。
これを一日2回3〜5分、朝晩に指圧をします。